今日から9月です。

風がすっかり秋の風へと変わったような気がします。

思い返せば今年の夏は暑かったです。

(東京の方は雨ばかりで夏らしくなかったようですが・・・。)

夏から秋へ


8月の終わりからずっと頭から離れない言葉があります。

それが今日のタイトルにもなっている

夫子(ふうし)の道は忠恕のみ です。


これは「論語」の里仁の四に出てくるものです。

子の曰わく、参よ、吾が道は一(いつ)以てこれを貫く。
曾子の曰わく、唯(い)。
子出ず。
門人問うて曰わく、何の謂いぞや。
曾子の曰わく、夫子の道は忠恕のみ。


先生が質問しておっしることに、参よ、わが道は一つだけだ。
その道を私は貫いているのだと語った。
曾子は「はい」と答えた。
先生が行ってしまった後、別の門人が曾子に質問して言うことに「どういう意味だ」。
曾子が言うことに「先生の道は、内なる道徳心に背かないことと人に対する真心だけです」

論語の名言 音声付」より

孔子


この中で要の言葉となるのが「忠恕」となるのですが、

「忠」とは、まごごころであり

「恕」とは、おもいやりです。


すなわち孔子は、人間にとって一番大切なものはまごころと思いやりであると言っているのです。


この「忠恕」がこのところずっと頭から離れないのです。

きっと心が何かを訴えているのだと思うのです。

まごころとおもいやり

障がいがあるなし関係なく、改めてその大切さを感じます。


ということで9月となったことをきっかけに、これからは「忠恕」を根本として行動したいと思うのです。